顎関節症とは
顎関節症とは、顎関節に発生する、開口時の疼痛 、開閉口時の関節雑音、また開口制限を特徴とする症候群のことである。顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節音、開口障害ないし顎運動異常を主要症候とする慢性疾患群の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靭帯障害、関節円板障害、変形性関節症などが含まれる。
症状
一般に、顎運動障害、顎関節痛や関節雑音が単独もしくは複数で、同時ないし定期的に発現する。疼痛は主に顎運動時に生じる。疼痛は関節組織の器質的な障害ではなく、咀嚼筋の異常緊張のために起こるとも考えられる。また、閉口時、特に強く咬合する時に生じる疼痛は関節組織への圧迫刺激によって生じるもので、器質的病変の存在を示す。